古来より錫は「錫の器に入れた水は腐らない」「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などといわれ酒器として用いられてきました。
約1,300年前に海外より日本へ伝わってきた錫。融点が低く比較的加工し易い錫は錆びにくく、皿や酒器として現代も人気のアイテムです。
錫の特徴として、イオン効果が高く、水を浄化し飲み物をまろやかに美味しくしてくれます。熱伝導性の良い銅との相性も良く昔から銅製品には錫が引かれています。(錫引き)
銅は熱伝導性に優れ、注いだ瞬間からお酒の冷たさを指と唇で感じることができ、触感でもお酒の美味しさを堪能できます。
熱伝導性の良い銅にイオン効果の高い錫を施し、季節を楽しめるイラストを描いた酒器。注いだ瞬間から全体に冷たさが伝わり酒器の表面温度が16℃以下になるとイラストが色づきます。
※異素材の酒器と比べ熱伝導が良いため早く色づきます。
まどろむ酒器はものづくりの町『燕』と岐阜の陶器業者とのコラボで生まれた毎日の晩酌が特別な時間になること間違いなしの酒器。春には桜、夏には花火…季節を感じながらの一献、いかがでしょうか。
<桜> 色彩変化を動画でご覧いただけます。
https://youtu.be/joLK98KUUMQ