新商品の取り扱い開始

2020.06.11 (木)

本日6月11日よりオンラインストアにおいて、新潟県阿賀野市の「TSUKI」と燕市の「アルチザン」の2ブランドの商品取り扱いを開始いたしました。

https://www.ohizumibussan.jp/online-store

 

<TSUKI>

安田瓦は天保年間(1830)から作り始めたと云い伝えられ、弘化4年(1843)頃から一般商品として生産されました。

1200度以上の高温で「還元焼成」を用いた焼成法で吸水率が低く断熱性や耐寒性に優れた硬く丈夫な寒冷地仕様の瓦です。

この度、デザインディレクターに梅野聡(UMENODESIGN)を迎え独自の技術と素材を活かした自社ブランドを立ち上げました。

職人による手作業で丁寧に仕上げられた、鉄色瓦と呼ばれるその独特な色とシワの表情が「月」のように見える事から「TSUKI」と名付けられたテーブルウェアは新潟県阿賀野市で製造しています。

安田瓦特有の凹凸の表面はグリップ性があり、掴みやすく食材も滑りにくいため盛り付けも美しく演出できます。

 

<アルチザン>

新潟県燕市は金属加工を地場産業とする地域として全国に知られています。時を超えて変わる事のない価値に誰もがあこがれ、それを求めるものです。その反面、新しい物へのあこがれと期待も持つものです。私たち「アルチザン」は古くからの伝統や歴史に支えられた加工技術にひと手間、ひと工夫加えることにより、今までにない新しい商品を生み出すことを目指しています。一つひとつ丁寧に職人(フランス語でアルチザンと言います)の手作業による手間を惜しむことなく、物を大切にする精神で製品をご提供致します。

新潟県燕市は江戸時代から続く金属加工の産地です。産地で培われた技術、知識を基としたモノづくりで、皆様から求められる製品を創り続けます。

1950年創業以来、高岡銅器の最終工程である着色を手掛けてきたOrjiさん。伝統の着色技法に加えて、今までは不可能と言われていた色を可能にする技術とノウハウで、新しい分野に挑み続けています。

燕市の加工技術で製造されたものに、金属の性質を最大限に活かす酸化液による着色方法を用いて、熟練職人による丁寧な手作業で仕上げた逸品です。